Dec 20, 2012

やしのみ 島崎藤村


















我が家の子守りうたです

夫が息子に寝ぎわ歌っているので、少しずつおぼえています
退屈なうただから、眠くなるのだと思いますが
とってもいい”詩”です

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椰子の實 >>> 島 崎  藤 村

名も知らぬ遠き島より
流れ寄る椰子の實一つ

故郷(ふるさと)の岸を離れて
汝(なれ)はそも波に幾月

舊(もと)の樹は生ひや茂れる
枝はなほ影をやなせる

われもまた渚を枕
孤身(ひとりみ)の浮寢の旅ぞ

實をとりて胸にあつれば
新(あらた)なり流離の憂(うれひ)

海の日の沈むを見れば
激(たぎ)り落つ異郷の涙

思ひやる八重の汐々(しほじほ)
いづれの日にか國に歸らむ


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アレンジされ...UAさんが歌えばこんな感じです( ^_^)ロ
コチラ↓


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